❂「コロナ禍の東京」東京アラート発令から解除までの１０日間　レインボーブリッジのライトアップは赤色から虹色に　都の休業要請はほぼ終了

１１日に「東京アラート」が解除された東京。中央は隅田川＝５月１２日(Photo by Shindo)

　東京都は１１日、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒呼び掛けで今月２日に出されていた「東京アラート」を解除し、休業要請解除・緩和のロードマップでパチンコ店やゲームセンター、インターネットカフェなどが対象の第３段階「ステップ3」に１２日に移行した。東京アラート発令で赤色にライトアップされていたレインボーブリッジは虹色に変わった。

　東京アラートが解除された翌日の１２日、東京都の小池百合子知事（６７）は、都知事選への立候補を表明した。都知事選には、立憲民主、社民、共産各党が支援を決めた元日弁連会長の宇都宮健児氏（７３）ら十数人が立候補を予定。れいわ新選組の山本太郎代表（４５）も出馬を検討している。都知事選は１８日告示、７月５日投開票。

　もはや都民の関心事は東京都知事選に移りつつある。でも橋や横断歩道を渡る都民の心境は「黄色」。本当に大丈夫なの？

　１１日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は暴落した。新型コロナウイルス感染症流行の第２波への警戒感が高まり、史上４番目の下げ幅を記録した。米国の景気後退期が長引く懸念が強まっている。