衆院が1月23日解散した。27日、公示、投開票は2月8日。朝日新聞の直近の世論調査(1月17日~18日)で高市早苗首相によるこの時期の通常国会冒頭の解散・総選挙に対し、賛成は36%、反対は50%とその差が14ポイントも開いたにも関わらず、高市氏は衆院解散に踏み切った。解散総選挙に賛成は18~29歳で67%、70歳以上では20%とここにも「世代の分断」が見られた。内閣支持率は67%と相変わらずの高支持率を保つ。これに対して、立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合(略称『中道』)」に「期待する」はわずか28%で、「期待しない」は66%だった。
コラム「政治なで斬り」有権者の「厳粛な審判」軽んじた「高市解散」 予算案の年度内成立より総選挙優先 選挙する理由の説明不明確 内閣支持率の高いうちにという思惑透ける 物価高や国民生活注視せず民意無視した政権の都合 政治空白つくる暇あるのかいぶかる声 英独仏では首相の解散権を厳しく制限
総選挙は民意を聞く機会なので本来なら大歓迎だ。ただ政権担当者の都合次第でやられては、たまったものではない。2024年10月に石破茂前政権で衆院選挙、昨年は参院選挙があった。いまの議員はまだ1年3カ月しかたっていない。しかも高市早苗首相はメディアが10日に解散検討を報じてから20日に記者会見を開いている。一部野党の協力が確実視されていた予算案の年度内成立よりも、解散総選挙を優先させたのはなぜか。
【2026年 政治日程】 安倍晋三元首相銃撃事件で山上被告に判決(1月) 衆院解散(1月) 総選挙投開票(2月) 立憲民主党、国民民主党大会(2月) ミラノ・コルティナ冬季五輪(2月) ロシアのウクライナ侵攻から4年(2月) 自民党、 日本維新の会党大会(3月) 東日本大震災から15年(3月) 高市首相が初訪米(春、未定) トランプ米大統領訪中(4月) 防衛費増のための法人税・たばこ税増税(4月) 安保3文書骨子案策定(夏) 沖縄県知事任期満了(9月) 国政統一補選(10月) 米中間選挙(11月) 憲法公布80年(11月) APEC首脳会議(11月) G20首脳会議(12月) 安保3文書改定(年内)
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コラム「番犬録」第18回 露骨すぎるメディアの「高市推し」 韓国紙入手の旧統一教会の極秘文書に高市氏の名前が32回登場も一部メディアしか報じず 首相の年頭会見でも「核保有発言」含め記者から言及なく 追及甘いマスメディアの劣化象徴 権力監視の使命忘れたか 週刊文春も旧統一教会文書入手「高市総裁が天の願い」 メディアは旧統一教会と自民党とのつながりの全容解明を 「通常国会冒頭解散論」が浮上 野党の追及を避ける狙いか 暴走するトランプ米大統領 ベネズエラ攻撃での高市氏の反応は「事実上の支持」 対中外交でほとんど手打たず 過去の日中戦争への想像力と歴史観欠如
高市早苗首相が1月23日から始まる通常国会の冒頭に衆院を解散する検討に入った、と読売新聞オンラインが9日深夜に報じた。読売報道により、10日に与野党の動きが出たため11日になって、朝日新聞も「国会解散論が浮上」と書き、新聞各紙やテレビも続いた。朝日によると、高市氏は政権幹部に対して「通常国会冒頭解散も一つの選択肢」との考えを示したという。読売の「観測気球」報道により、事態が動いた感じだ。
✺神々の源流を歩く✺
第59回 陶磁器の祖、李参平を祭神とする陶山神社
陶山神社は「すえやま」と読むが、「とうざん」とも呼ばれる。JR佐世保線で有田町の上有田駅から歩いて10分ほどのところにある九州陶磁文化館で、予備知識を仕入れて、さっき降りた上有田駅の近くに戻ると、陶山神社の鳥居が目の前にあった。