「共同親権導入ありき」ではなかったか 父母の同意がある場合のみ認めた方がベターだった 不足していた子どもの「意見尊重」の論議 家裁による今後の運用はどうなるのか 残された課題は

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「共同親権の導入」は「子の最善の利益」になるのかー。婚姻中の父母に認められている「共同親権」を離婚後も可能とする改正民法が5月17日、自民・公明の与党と導入推進を公約とする日本維新の会に加え、立憲民主党、国民民主党も賛成する形で参院で可決・成立した。共産党やれいわ新選組などは反対した。2年後の26年には施行される。今後、政府は施行までに共同親権になった場合、子どもに関するどのような場面で両親の同意が必要なのかについての「ガイドライン」を策定し、制度の運用に向けて関係する諸官庁の連絡会議を設け体制整備を検討するという。付則では、施行5年をめどに制度や支援策を再検討するーとしている。また、多発する養育費の不払いに対応し、必ず支払うべき「法定養育費」を創設する。不払い時に差し押さえをしやすくする「先取特権」も定められた。

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<衆院3補選で自民党全敗>待ったなしの政治のガバナンス改革  物価高、貧富の格差 消費税10% 広がる不公平感 大きすぎる国民の実感との乖離 

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 注目の衆院3補選は自民党の惨敗となった。少し前になるが共同通信の世論調査は内閣支持率が20%台前半でわずかだが上がり、裏金問題では「まだ実態が十分解明されていない」が、自民党支持層でも88%、首相自身の処分がないことについても78%が納得できない―である。政治とカネの徹底解明はもとよりだが、自民批判の背景には強烈な物価高、貧富の格差、10%の消費税、中産階級の没落など、不公平感が広がっていることだ。厳格に法を順守し日々税を納めている国民の実感との乖離が大きすぎる。政治資金規正の徹底に加えて、政治のガバナンスの改革も急務である。

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<自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件>自民党、39人に離党勧告などの処分 連綿と続く自民党の腐敗体質 実態解明せず幕引きか 必要なのは根本的な政治改革 政党助成金か企業・団体献金のどちらか廃止を 不可欠な連座制の適用 

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 自民党は、派閥の政治資金パーティー裏金事件で、関係議員ら39人の処分を決めた。安倍派座長での衆院側トップだった塩谷立元文部科学相と、安倍派参院トップの世耕弘成前参院幹事長を離党勧告とし、同派幹部を務めた下村博文元文科相、西村康稔前経済産業相に党員資格停止1年を科した。岸田派会長だった岸田文雄首相と、二階派を率いた二階俊博元幹事長は処分対象から外した。裏金の使い道など実態解明もされていない。この処分で真相解明を放置し、幕引きを図ってはならない。岸田文雄首相の政治改革への決意が疑われよう。連綿と続く自民党の腐敗体質。日本の政治は地盤沈下し、議会制民主主義が危機に直面している。日本の命運をかけた政治改革を断行できるかどうか、今問われる。

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✺神々の源流を歩く✺

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第48回 渡来系神社の日本化

 朝鮮半島から人々の渡来は、気候の変動や高句麗、新羅、百済の間で争いが起こるたびにあった。大きな渡来は4回あったとされる。海流にうまく乗ると、釜山から対馬まで約50キロだから、以外に簡単に来られた。律令制が確立すると、渡来の人々は歓迎されたが、それでも「いまき(今来)の人」と、「ふるき(古来)の人」という呼び方があった。人間社会のことだから、どこでもいろいろ軋轢が起こったのだろう。                       

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<パレスチナ紛争とイスラエル>占領地への入植は「国際法違反」 ネタニヤフ政権の新たな入植地建設計画に米政府が迅速に反応 「二国家共存」が唯一の解決策の立場強調

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 イスラエルのスモトリッチ財務相は2月22日「パレスチナの全土を永遠にイスラエルが確保する計画」の一部として占領地に3000戸の入植者住宅を新たに建設すると発表した。21-22日ブラジル・リオデジャネイロで開かれた20カ国・地域(G20)外相会議を終えてアルゼンチン入りしたブリンケン国務長官はこの連絡を受けて直ちに記者会見し、(トランプ政権を除く)歴代米政権は一貫してイスラエルが軍事占領地に建設してきた入植地は国際法に反するとの立場をとってきたと述べて、この計画に反対を表明。ホワイトハウスも時間を合わせて同じ声明を発表した(トランプ政権だけは占領地東エルサレムを含むエルサレムをイスラエル国家の首都と認めて入植を認め、テルアビブから米大使館を移転させた)。

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