「アフガニスタンと付き合った私の42年間」(2) 中央アジア専門書を翻訳し『よみがえるシルクロード国家』出版 著者との交流で4万部突破の『タリバン』翻訳

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 1980年から、アフガニスタンはソ連軍が支援するカブールの親ソ派政権と米国が支援する反政府武装勢力が内戦状態になった。反政府勢力をアラブ諸国も支持して、次第に優勢となり、ソ連軍は89年アフガニスタンから撤退した。
 一方、フセイン政権下のイラク軍は90年8月クエートに侵攻。湾岸危機・湾岸戦争となった。91年1月、米軍がイラク爆撃を開始。50万人の多国籍軍がイラク攻撃を展開して。同年2月28日にブッシュ米大統領が勝利宣言をした。

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「愛知リコール署名偽造事件」 拍子抜けの捜査終結 事務局長、次男ら3人のみ起訴 リコール主導の高須院長や支援の河村市長らは不問 「民主主義を揺るがす事件」の背景に迫らず

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 大村秀章愛知県知事を相手取って、美容整形外科「高須クリニック」の高須克弥院長や河村たかし名古屋市長らが起こしたリコール(解職請求)の署名偽造事件を調べていた名古屋地検は6月29日、元愛知県議でリコール活動団体事務局長の田中孝博容疑者(60)=同県稲沢市=と次男雅人容疑者(28)=名古屋市千種区=ら3人を地方自治法違反(署名偽造)の罪で起訴し、事件は取りあえず終結した。しかしリコール署名の8割以上、34万筆を超す署名偽造のうち起訴の対象となったのはわずか71人(筆)分のみ。リコールを主導した高須氏や支援した河村市長の関与は問われず、「民主主義を揺るがす事件」とされながら、検察としては微罪扱いとし、事件の背景に迫ることなく拍子抜けの結末となった。

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✺神々の源流を歩く✺

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第24回 滋賀県 長浜市余呉の新羅崎神社と鉛練比古(えれひこ)神社

天日槍(あまのひぼこ)余呉湖を開拓

 余呉の湖の穏やかな湖面は、鏡のようであると形容される。周囲6、4キロほどなのでJR余呉駅で自転車を借りて、1時間ちょっとで回った。この辺一帯は「白木の森」と呼ばれ、湖面に沿っていて明るい。白木は新羅のこととされている。                           
 「近江伊香郡志」をみると、「天日槍、新羅より来り、中之郷に止り、坂口郷の山を切り、余呉湖の水を排して湖面を四分の一とし、田畑を開拓し余呉之庄と名づけし、という伝説あり」と記す。「湖面を四分の一にする」とあるから、往時、湖はもっと大きかったことになる。干拓やコメ作りの技術者も同行していたのだろう。

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コラム「政治なで斬り」ワクチン接種予約に戸惑い、あたふた国民 不十分な集団接種体制と政府の隠された狙い 五輪強行へワクチン接種急ぐ菅政権

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今、新型コロナウイルスワクチン接種予約の話題で持ちきりだ。予約がなかなかとれず、皆が戸惑い、あたふたしている。これが、世界第2位の経済大国にのし上がった日本の今の姿だ。どうしてこんなことになってしまったのか。
 筆者も15日に川崎市の第2回コロナワクチン集団接種の予約申し込みにてんてこ舞いだった。8時半の開始時間とともにパソコンで予約申し込みをしたものの1回目に続き、予約できなかった。

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