「けど、もういいんじゃない?10人もの後輩がね、こんな羽目に陥ってさ。もうそろそろいいんじゃないの?」。総務省が12人の総務省幹部職員と、総務省出身の山田真貴子内閣広報官が延べ39回にわたり計60万円を超える接待を放送関連会社「東北新社」から受けていた問題での調査結果を発表した2月22日夜、吉田真人総務審議官(国際担当)は、自宅玄関前で週刊文春記者にこう答えた。
「森喜朗会長の女性蔑視発言」国際オリンピック委員会(IOC)の声明全訳 オリンピック運動の性的対等の精神・行動に反すると批判
時間が経ってしまったが、国際オリンピック委員会(IOC)は2月9日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(その後辞任)の女性蔑視発言に対して、「オリンピック運動における性的平等についての声明」を緊急に発表した。森氏の名前は挙げなかったものの、森氏の女性蔑視発言がオリンピック運動の性的対等の精神・行動と全く反すると、徹底的に批判している。
またも地震発生でまき散らかされた「ヘイトデマ」 スラップ訴訟では原告が「ヘイト」断罪され敗訴 愛知知事のリコール運動応援団とDHCのつながり
東日本大震災から10年の今年2月13日夜発生した最大震度6強の地震は、幸い巨大津波には見舞われなかったものの、時間が経つにつれ各地の被害が明らかになり、東北住民に改めて恐怖を与えている。地震そのものの評価は別の機会に譲るが、問題なのは「朝鮮人が福島の井戸に毒を入れるのを見た」といった類いの民族差別的な「ヘイトデマ」が地震発生直後からSNSで連日まき散らかされていることだ。東日本大震災でも、熊本地震でも同じだった。
「菅首相長男の違法接待問題」総務省局長と長男の生々しい会話録音 「文春砲」が音声公開して炸裂 放送行政はゆがめられていないか もはや「疑惑」では済まない
「文春砲」が再び、菅義偉首相の長男の総務省幹部との接待問題で炸裂した。何度も国会でこの問題で答弁に立った秋本芳徳総務省情報流通行政局長が昨年12月に会食した際、週刊文春がその模様を直接、取材・録音しており、週刊誌発売前日の17日午後4時すぎ、文春オンラインで記事と共にその音声を公開した。
✺神々の源流を歩く✺
第18回「信露貴彦神社と久豆彌神社」
地名や神社に新羅色が濃く残る若狭、越前
敦賀に行ったらぜひみたいと思っていた敦賀市沓見(くつみ)の信露貴彦(しろきひこ)神社は、次の予定が迫ってきて、駆け足で回ることになった。信露貴彦神社の呼び方が前から気になっていた。敦賀駅からはタクシーで約20分、田園地帯を抜け敦賀半島の付根にある旗護山(318メートル)の松、杉が茂る森の中にある。鳥居をくぐり歴史を感じさせる石段を少し上ると、拝殿の先に小ぶりな本殿がある。