「アラブの春から10年」混乱と混迷の中、無残に消え去る 軍の裏切りでつぶされたエジプト 悲惨なシリアで死者は38万人に 

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 中東と北アフリカを席巻した民主化運動「アラブの春」から10年。民主化を求めるデモが巻き起こり、長期独裁政権が相次いで倒れ、市民を熱狂させた。しかし、その後は紛争と政変、イスラム過激派の跋扈。アラブの春は無残に消えさり、混乱と混迷の10年だった。「春」は再び、訪れるのだろうか。

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「首相長男の総務省幹部接待問題」本当に「別人格」で「プライバシーの問題」なのか 森友・加計問題同様、行政の私物化疑惑連想 「贈収賄罪に発展の可能性も」と検察OB指摘

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 同じ日の3日に明らかになった東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言のインパクトが強過ぎるのか、テレビの情報番組には、あまり頻繁に登場しないが、2月4日発売(オンラインは3日午後)の週刊文春が報じた菅義偉首相の長男正剛氏が関係する総務省幹部接待問題は重大だ。安倍晋三前首相の「森友学園」「加計学園」など一連の「行政の私物化疑惑」を連想させるからだ。

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✺神々の源流を歩く✺  

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第17回「若狹・越前の神々 白城神社」 

鵜萱草不合命が祭神で名前も「新羅」そのもの

 若狹・越前地方は、朝鮮半島の新羅、伽耶地方とのかかわりをうかがわせる神社ばかりか、地名や芸能などにもそれをうかがわせるものが多い。敦賀市白木の白城(しらぎ)神社は名前から見ても「新羅」そのものといった感じだ。

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「コロナ特措法、感染症法改正案成立」国民への「協力要請」から「命令」へ 罰則は残されたまま、現行宣言より強力な事前の防止措置も導入 修正協議で妥協した立民の責任重大

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 新型コロナウイルス対応のコロナ特別措置法と感染症法の罰則を含めた改正案が1日、自民、立憲民主、公明、日本維新の会の4党の賛成で衆院を通過した。共産、国民民主両党は採決で反対した。法案は参院での審議を経て3日にも成立する見通しだ。

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DHC相手のスラップ訴訟に完全勝訴 澤藤弁護士の7年にわたる闘いの教訓 メディアの萎縮が弱者攻撃に拍車

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 「澤藤統一郎の憲法日記」というブログを連日出している澤藤統一郎弁護士が化粧品会社、ディーエイチシー(DHC)との間で闘っていたスラップ訴訟に完全勝訴した、というニュースを知り合いのメールで知った。澤藤氏は勝訴確定を受けた1月21日に東京地裁記者クラブで会見したとのことだったが、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞の各紙上では見かけなかった。しかしニュース系ブログを出している者にとっては人ごとではない事件であり、スラップ訴訟とは何か、どんな訴訟だったのかなどを紹介したい。表現の自由を阻害する目的でスラップ訴訟が多発される背景には、大手メディアで顕著となっている報道の萎縮と逃避が、弱者攻撃を許す土壌となっていることが浮かび上がってくる。

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