✺神々の源流を歩く✺

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第34回 宗像大社

◆古代祭祀の宝庫、海の正倉院

JR鹿児島本線東郷駅から宗像大社前でバスを降りると、すぐ目の前が宗像大社である。祭神は田心姫神(たごりひめ)、湍津姫神(たぎつひめ)、市杵島姫神(いちきしまひめの三女神である。                            
 社殿は海を向いて建てられ、沖ノ島の沖津宮に田心姫神、大島の中津宮に湍津姫神、辺津の宮に市杵島姫神の方向を向いていて、この3社を合わせて宗像大社と呼ばれる。全国の六千近くある宗像神社の総本社でもある。古代から日本と朝鮮を結ぶ「海北道中」(うみのきたのみちのなか)の守護神とされ、古事記、日本書紀も重要視していることがうかがえる。

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1930年代に似てきた野党戦線 核見直し論や予算案賛成など、野党の枠を超える言動も

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 最近の野党情勢を見て気になることは、自民党の安倍晋三元首相の核の共有論に対して日本維新の松井一郎代表、そして国民民主党の玉木雄一郎代表と相次いで同調して核政策の見直し論を展開したことである。玉木氏は、政府の予算案への賛成など、野党の枠を乗り越えるような言動もみられる。

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