「米大統領選」民主党副大統領候補に初の黒人女性 4年後有力大統領候補に浮上の可能性も トランプ大統領は郵便投票の拡大阻止に躍起

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 11月3日に迫った米大統領選で政権奪還を目指す民主党は、オンラインで開催された党大会で大統領候補ジョー・バイデン前副大統領、副大統領候補にアジア系の黒人女性カマラ・ハリス上院議員を指名した。一方、共和党は、大統領候補のトランプ大統領を、副大統領候補にペンス副大統領をそれぞれ示した。バイデン氏が勝利すれば、ハリス氏は黒人、アジア系、女性のいずれでも初の副大統領となる。白人男性が中枢を占める共和党トランプ大統領陣営に挑む。焦りを隠せないトランプ氏は、ハリス氏が昨年の討論会でバイデン氏を非難したことをとり上げるなど、人格攻撃に躍起となっている。

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「連続執務147日の実際」首相動静の分析 土日・休日48日のうちフル出勤は3日 官邸滞在60分以内は13日、最短は36分

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 安倍晋三首相が17日に日帰り検診を受けたことで、新型コロナ対策のための「147日連続執務」による疲労を心配する声が上がっている。「147日連続執務」という言葉からは、休日を返上をして対応に当たったという献身的なイメージが浮かぶが、この間の土日・休日計48日を「首相動静」で調べると、朝から夕方まで働いたのは3日だけで、45日は午後出勤・夕方帰宅などの半休で、官邸にいた時間が60分以内は13日、最短は36分だった。「147日休みなし」「5カ月ぶり休日」が与える印象とはほど遠い。

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「戦後75年」「東京裁判」とは何だったかを考える  第4回 アジア・太平洋の49の法廷で裁かれたBC級戦犯

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 今からもうすでに4年半以上前になる。上皇ご夫妻は天皇と皇后時代の2016年(平成28年)1月26日から30日にかけてアジア太平洋戦争の激戦地、フィリピンを訪問した。皇太子時代以来54年ぶりの訪問だった。

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「戦後75年」「東京裁判」とは何だったかを考える 第2回 起訴、開廷から結審まで 検察に全面協力した天皇の側近木戸幸一

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 検察側がA級戦犯を選定するに当たり日本側から2人の有力な協力者が現れた。1人は1945年(昭和20年)11月24日に内大臣府が廃止されるまで内大臣として昭和天皇側近ナンバー1の地位にあった木戸幸一である。木戸は西園寺公望元首相ら「元老」がいなくなったあと、首相選びなど重要な決定について、元首相らの「重臣」とともに、天皇に進言する立場にあった。

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