7月23日の開会式を直前に控えて東京五輪・パラリンピック組織委員会のガバナンスは一体、どうなっているのか—。森喜朗前会長の「女性がたくさん入っている会議は時間がかかる」との女性蔑視発言に始まり、森氏辞任に伴う“密室人事“、開閉会式の演出・企画統括役のクリエーティブディレクターの佐々木宏氏による女性タレント渡辺直美氏の容姿を侮辱するトラブルでの辞任。そして、今回の橋本聖子新会長が就任して1か月半余りで起きた組織委による〃文春砲〃への圧力ともとれる掲載誌の回収要求・・・。相次ぐ不祥事の後に起きた強権的な組織委のありように、もういい加減にしてほしい、というのが正直なところである。そもそも貴重な情報が外部に流失した責任は組織委にある。
点検・NHKニュース7(4月1日) 首相インタビューを割り込ませ、放送時間を延長 首相動画(音声付き)は計3分39秒 なぜ、まん防適用か、の解説なし
4月1日のNHKニュース7を録画して、菅義偉首相の露出度などをチェックした。この日のニュースの主柱は、新型コロナウイルス対策・まん延防止等重点措置(まん防)初適用という政府決定で、菅首相はトップニュースに登場、さらに途中、速報としてインタビューが放映された。動画(音声付き)だけで、計3分39秒に上った。音声なしの首相動画も流れた。その結果、ニュースは3分間延長された。国会での質疑では、政府のコロナ対策を批判した野党議員の質問は放送されなかった。昨年来の一連のコロナ対策の中でのまん防適用の意味や位置づけ、今後の課題についての専門記者や専門家の解説はなかった。
✺神々の源流を歩く✺
第21回 「滋賀県 鬼室集斯(きしつしゆうし)神社」
百済人が近江朝の大学頭に
琵琶湖の東側を南北に走る近江鉄道を日野駅で降りて、通行人を探して「鬼室神社はどう行くのですか」と、尋ねたら「しゆうしさんですか」と、バス停などを親切に教えてくれた。さん付けで呼ばれていることは、人々に親しまれていることに違いなかった。
バスで日野町大字小野(この)の田園地帯を20分ぐらい走ると、田畑の奥にあるこんもりした森に鳥居と小ぶりな本殿だけの簡素な神社である。鬼室集斯神社とは珍しい名前だが、亡命百済人が祭神になった神社で、父親が百済で鬼神のような活躍をしたのでこの名がつけられたという。昭和30年に鬼室神社として登録されているが経緯がやや複雑だ。
皇位継承の有識者会議がようやく議論開始 国会決議から3年9カ月ぶり 「前提として継承順位は変えない」との方針に異議あり 女系天皇容認の報告書尊重し、皇室にもジェンダー平等を
皇位継承ができる皇族がほとんどいなくなる、との観点から安定的な皇位継承をどうしたら確保できるのかを議論する政府の有識者会議が3月23日、2017年6月の国会の「天皇退位特例法」成立時の付帯決議以来、3年9カ月もたってようやく議論が始まった。
「デジタル関連法案」戦前のような軍・警察国家をデジタルで? マイナンバーカード義務づけで個人監視か 自由な情報社会どころか警察監視国家への道開く懸念
「自由かつ安全に多様な情報または知識を世界的規模で入手、共有、発信し、創造的かつ活力ある発展が可能」なデジタル社会を目指すとするデジタル関連法案の審議が、3月9日に衆議院に上程されて以来ほとんど具体的な中身の吟味をしないまま、自民党と公明党によって今月31日にも衆議院で採決されようとしている。しかし、このデジタル法案はよく見ると、自由な情報社会どころか、強権国家の樹立を目指しているとの危惧を抱かざるを得ない。