4月1日のNHKニュース7を録画して、菅義偉首相の露出度などをチェックした。この日のニュースの主柱は、新型コロナウイルス対策・まん延防止等重点措置(まん防)初適用という政府決定で、菅首相はトップニュースに登場、さらに途中、速報としてインタビューが放映された。動画(音声付き)だけで、計3分39秒に上った。音声なしの首相動画も流れた。その結果、ニュースは3分間延長された。国会での質疑では、政府のコロナ対策を批判した野党議員の質問は放送されなかった。昨年来の一連のコロナ対策の中でのまん防適用の意味や位置づけ、今後の課題についての専門記者や専門家の解説はなかった。
✺神々の源流を歩く✺
第21回 「滋賀県 鬼室集斯(きしつしゆうし)神社」
百済人が近江朝の大学頭に
琵琶湖の東側を南北に走る近江鉄道を日野駅で降りて、通行人を探して「鬼室神社はどう行くのですか」と、尋ねたら「しゆうしさんですか」と、バス停などを親切に教えてくれた。さん付けで呼ばれていることは、人々に親しまれていることに違いなかった。
バスで日野町大字小野(この)の田園地帯を20分ぐらい走ると、田畑の奥にあるこんもりした森に鳥居と小ぶりな本殿だけの簡素な神社である。鬼室集斯神社とは珍しい名前だが、亡命百済人が祭神になった神社で、父親が百済で鬼神のような活躍をしたのでこの名がつけられたという。昭和30年に鬼室神社として登録されているが経緯がやや複雑だ。
皇位継承の有識者会議がようやく議論開始 国会決議から3年9カ月ぶり 「前提として継承順位は変えない」との方針に異議あり 女系天皇容認の報告書尊重し、皇室にもジェンダー平等を
皇位継承ができる皇族がほとんどいなくなる、との観点から安定的な皇位継承をどうしたら確保できるのかを議論する政府の有識者会議が3月23日、2017年6月の国会の「天皇退位特例法」成立時の付帯決議以来、3年9カ月もたってようやく議論が始まった。
「デジタル関連法案」戦前のような軍・警察国家をデジタルで? マイナンバーカード義務づけで個人監視か 自由な情報社会どころか警察監視国家への道開く懸念
「自由かつ安全に多様な情報または知識を世界的規模で入手、共有、発信し、創造的かつ活力ある発展が可能」なデジタル社会を目指すとするデジタル関連法案の審議が、3月9日に衆議院に上程されて以来ほとんど具体的な中身の吟味をしないまま、自民党と公明党によって今月31日にも衆議院で採決されようとしている。しかし、このデジタル法案はよく見ると、自由な情報社会どころか、強権国家の樹立を目指しているとの危惧を抱かざるを得ない。
トランプ氏、少数派への「投票妨害」狙う 南北戦争以来150年の争点、また躍り出る
米国で政権が交代して3カ月が経過したばかりだが、立場の入れ替わったバイデン民主党とトランプ共和党の決戦第2幕が始まっている。最大の争点は投票権法の改定問題。民主党は少数派にも平等な投票権を保障するための改正法案を連邦議会に提出、共和党は全く逆に、各州議会で投票規則を改定して少数派(特に黒人)が投票をしにくくするキャンペーンを進めている。ここ150年の米国の歴史をみると、投票権をはさんで政治勢力の鋭い対立が起こるのは3回目。民主主義のリーダーとされる国で、なぜこんな異常な事態が繰り返されるのだろうか。