2018年12月に出版された「官邸ポリス」(講談社)という本が昨年話題になった。著者は東大法学部卒の元警察官僚を名乗る。元警察官僚の杉田和博内閣官房副長官とおぼしき人物が官邸を牛耳り、キャリアだけの警察官僚極秘チームを作って政権を守るために暗躍し、「一強政権」を支える。そこには、森友学園問題やジャーナリスト伊藤詩織さんへの元TBSワシントン支局長の準強姦事件、前川喜平元文科事務次官が新宿の出会い系バーへの出入りしていたことを新聞に漏らして暴露した問題などが登場。第2次安倍晋三政権周辺で起きた出来事にこの「官邸ポリス」がことごとく関与していたことをうかがわせる〃告発小説〃だ。その内容はリアルで「本書の92%は現実である」と帯に書かれている。
「学術会議推薦6人任命拒否」関与したのは杉田官房副長官なのか 強くなりすぎた〃官邸ポリス〃 政権中枢占める警察官僚
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