公益財団法人、新聞通信調査会が発行する月刊誌「メディア展望」9月号に、共同通信編集局長を務めた元同僚の江畑忠彦氏が寄稿した「国家公安委員の首相官邸迎合記事」と題する記事が大きく掲載された。その内容は、6月20日付の読売新聞朝刊の解説欄に「法務・検察の不都合な真実」という見出しで掲載されたコラム「補助線」の筆者、小田尚(たかし)氏の署名肩書が「調査研究本部客員研究員」とされているのに、実は同氏は読売を退社した現役の国家公安委員であることが伏せられた、おかしなスタイルなのを真っ向から批判したものである。
国家公安委員が身分伏せ「黒川問題」で官邸迎合コラム 読売新聞の元論説主幹が古巣の紙面に
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