たとえ、秘書がやったとして刑事責任は免れても、一国の首相が国会の場で何度も繰り返し、国会や国民を結果として堂々とだました政治責任は大きい。前例もあるのだから、偽証罪のある国会での「証人喚問」は当然である。また、2度にわたり、9年近くも首相をつとめた政治家として議員辞職だけでなく、引退も考えてほしい。安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた前夜祭(夕食会)の費用を安倍氏側が補填していた問題である。
「菅首相、就任3カ月」寒波に見舞われ、寂れる故郷の秋田県湯沢市 「国民のために働く。」のポスターむなしく コロナ禍に8人で高級ステーキ店に
菅義偉首相の故郷、秋田県湯沢市を11月末に訪れた。人口減少に悩む豪雪地帯で、枯葉が散り、すでに寒波が襲来し、雪が降り始めた。湯沢市の街道筋にある自民党支持者宅前には、菅首相のポスターが人通りもない歩道脇に、ひっそりと立てられていた。ポスターには「国民のために働く。」と書かれていた。
コラム「政治なで斬り」「Go To一時停止」に追い込まれた頑迷な菅首相 小出しの対策で後手後手 高まる批判と支持率急落
苦渋の決断だったのだろう。新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからない中、強くこだわっていた観光支援事業「Go To トラベル」。菅義偉首相は、ついに年末年始の全国一時停止を表明した。経済への配慮にこだわってきた菅首相だが、批判の高まりと内閣支持率の急落で方針転換を強いられた形だ。専門家が強い警告を出してきたのに、小出しの対策に終始し、後手後手に回って、結局、全国一時停止に追い込まれてしまった。
「開戦の日の社説」獄死した反戦川柳作家を主軸に展開 学術・表現弾圧は戦争への道 歴史の教訓学ぶ大切さ訴える東京新聞社説
東京新聞は12月8日付社説で、「鶴彬獄死の末にある戦」という見出しで戦前の反戦川柳作家・鶴彬を取り上げた。社説は、鶴の作品と川柳弾圧を主軸に、79年前に日本が米英に宣戦布告し戦争を始めた開戦の日を振り返りながら、現政権による日本学術会議会員候補の任命拒否という足元の事象との関連で論を展開、学問・表現に対する弾圧は戦争への道につながるという歴史の教訓を学ぶことの大切さを訴える異色の論説となっている。
「高検検事長定年」「学術会議任命拒否」「イージス・アショア」「皇位継承」に見る共通点 安倍・菅政権、「すり換え」で国民ごまかし 警備公安出身の警察官僚が主導
戦時中、「大本営」は本当は「撤退」なのに、負けていないという意味を込めてガダルカナル島の戦いで「転進」と発表した。戦後、自衛隊の前身の保安隊時代に「戦車」を、軍隊ではないという意味で「特車」と言い換えていたことがあった。政府にとって都合の悪いことは、言葉の「言い換え」で国民をごまかそうとしたわけである。
