米大統領選挙まで100日を切る中、トランプ大統領の支持率は民主党のバイデン前副大統領に10ポイント前後の大差をつけられている。世論調査会社ギャラップの調査によると、政党支持でも民主党が与党・共和党を逆転し、さらに差を広げる勢いになっている。同調査は共和党支持者に多い保守派が減り、民主党支持に多いリベラルが増えていることも示している。トランプ氏はバイデン氏との1対1の対決で劣勢だけでなく、両候補をそれぞれ支える政党の競い合いでも同じような流れが起きているとなれば、共和党はホワイトハウスと同時に上院選も失う可能性も出てきた。
再処理工場「合格」の不都合な真実 はたして高レベル廃液は固化できるか
原子力規制委員会は7月29日、日本原燃が青森県六ケ所村に建設中の使用済み核燃料再処理工場の安全対策が新規制基準に「適合」しているとの審査書を決定した。各種のメディアでは「1993年の着工以来、相次ぐトラブルなどで延期されていた再処理工場は完成に近づいたが、前途は多難」との趣旨の論調で報道していたが、規制委は審査書で「不都合な真実」を隠している。これを認識しているメディアもありながら、追及はあまりにも不十分だ。しっかりと報じているのは東京新聞ぐらいだ。ここでもメディアは「ムラ」の世界にどっぷりはまり込んでしまっていないか。
コラム「政治なで斬り」利権絡みの政策ばかりの安倍政権 後手後手のコロナ対策 いつまで続く泥沼
安倍政権は、何か利権に絡まないと政策にならないと、というかあらゆる政策が利権絡みの、まったくの腐敗政権だ。是非とも「政治は一般庶民の不信と怒りに抗しきれず、崩壊の瀬戸際に立たされていく」ことになってもらいたいものだ。強く願望したい。
「大統領、それは間違いです」訂正迫られ答えに窮するトランプ氏 保守系の米テレビ局が異例のインタビュー
「大統領、それは間違いです」と何回もトランプ米大統領に訂正を迫る米テレビ局のインタビューがメディア界で話題を呼んでいる。相手が大統領でも間違った発言を指摘するのはジャーナリストなら当たり前だ。それが注目されているのはトランプ政権の広報機関ではないかとの批判のあるFOXニュース売り物番組「FOXサンデー」だからだ。トランプ氏は答えに窮して逃げ回り、反論が反論にならなかったり、かえって突っ込まれたりと、インタビューの怖さを初めて体験させられた。質疑応答のテーマはすべて大統領選の主要な争点。いつもと違うトランプ氏の姿を初めて見た支持者や、揺れていた中間層の大統領選挙の票に微妙な影響が出るかもしれない。
人種差別との闘いで先頭に立つソマリア生まれの元難民の女性下院議員 「自分の国に帰れ」と敵意むき出しの米大統領
「自分の国に帰れ」などと人種差別発言をするトランプ米大統領と闘う米民主党の非白人下院下院議員4人。その先頭に立つのはアフリカのソマリア生まれで元難民のイスラム教徒、イルハン・オマル氏だ。