9日は、朝から九州や長野・岐阜などを襲った記録的豪雨による洪水や、関東地方で起きた最大震度4の地震など災害のニュースであふれていた。そしてコロナ禍はじりじりと拡大しており、東京都では9日についに感染者が一日として過去最多の224人となった。今、日本はまさに「災害列島」と化している。
コラム「政治なで斬り」「東京都知事選」コロナ禍でも小池百合子氏が圧勝 背景に世論の不満が反映されにくい選挙の歪みや有権者の迷い
5日に投開票された東京都知事選で小池百合子都知事が再選された。新型コロナ禍が広がり、感染者が増大する状況の中での選挙だったが、小池氏は現職の強みを生かし、圧倒的な票を集め勝利した。とはいえ小池氏に対する積極的な支持や評価というより「ほかに投票したい人がいなかったから」といった消去法による選択だったことがうかがえる。「露出過剰」「実行力欠如」など小池氏への批判は消えず、コロナ対策でも感染者の再拡大傾向について有効な手を打たず、「経過観察」を決め込んでいた。それでも圧勝の結果となったのは、世論や都民の不満がそのまま反映されにくい選挙の歪みや有権者の迷いが現れたためとみられる。
イージス・アショア断念の不思議 安倍首相は大失態を敵基地攻撃論にすり替え
この問題も「安倍案件」だった。陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」のことである。そもそも、このシステムは自衛隊が強く望んでいたものではないという。2017年11月の日米首脳会談で安倍晋三首相が「盟友」のトランプ米大統領から大量の兵器購入を迫られ、翌12月に導入を決定したものである。確かに、17年には、北朝鮮の弾道ミサイルの発射実験が相次ぐなど、米国と北朝鮮の間で緊張が高まった年ではあった。
東京都の感染者が2日連続で百人超え 緊急事態宣言解除後の最多も3日連続
東京都で3日、新型コロナウイルスの感染者が124人報告された。東京都が発表した。2日には107人の感染が報告されており、2日連続で100人超えとなり、緊急事態宣言解除後の最多を3日連続で更新した。国内全体でも3日は計250人の感染が明らかになり、宣言後、2日連続の最多となった。。
✺神々の源流を歩く✺ 第4回「宇佐神宮」
朝廷から崇敬された渡来の神
宇佐神宮(大分県宇佐市)は、広大な原生林の中にいくつも池が広がり、目に染みるような緑の中に朱塗りの本殿が浮かぶ。早くから神仏習合が進み、八幡大菩薩とも呼ばれる武家の守護神である。