安倍、菅政権の政治はトップダウンと言われるが、国会答弁は迷走気味で、コロナ担当3閣僚の足並みも乱れがちだ。首相の持てる機能を発揮してほしいところだが、気の早い向きには内閣人事局の廃止論が出始めた。制度はなんでも一長一短があるもので、トップダウン、ボトムアップにも功罪の両面がある。
実は60年前にポリオ小児麻痺が流行し、ポリオワクチンを急きょ当時の社会主義国、ソ連(現ロシア)から緊急輸入して蔓延を防いだ古井喜実厚相(厚労省)の覚悟と決断にこの問題を解くヒントがありそうだ。
コラム「政治なで斬り」トップダウン政治かボトムアップ政治か ソ連からの小児麻痺ワクチン輸入で戦った古井厚相の覚悟
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