東日本大震災震災から99年になる。岩手県気仙沼市は巨大な津波に襲われた。気仙沼湾の入り口で陸中海岸国立公園「岩井崎」の先端に江戸時代の第九代横綱、秀ノ山雷五郎の銅像が立つ。その足元には龍(辰)の形をした松がある。
「緊急事態宣言」これで本当にいいのか 改めて考えてほしい
発生元の中国では少し沈静化しつつあるものの、イタリアでは感染者や死者の増加が止まらない。日本でも毎日、大幅ではないが、感染者は増え続けて おり、テレビの「感染者速報」が市民の恐怖をあおる。そのような中、3月1 1日、新型コロナウイルスを新型インフルエンザ等対策特別措置法に加える与党の改正案が衆院内閣委で審議入りし、共産を除く与野党の賛成多数で 可決された。13日の参院本会議で賛成多数で可決、成立した。
「東日本大震災9年」常磐線が全線開通 双葉駅で聖火リレー
政府は3月4日、東京電力福島第一原発事故に伴う福島県双葉町の全域に出ている避難指示を、駅周辺の帰還困難区域など一部で解除した。翌5日には大熊町の一部地域も避難指示を解除した。続いて10日には富岡町の夜ノ森駅周辺も一部解除された。これによりJR常磐線は3月14日に浪江~富岡間で運転を再開、仙台まで全線がつながったことになる。 双葉駅から国道6号線を渡り比較的線量が低い太平洋側の産業拠点に向かった。
「東京大空襲」から何を学ぶのか 75年目に考える
1945年3月10日未明、アジア太平洋戦争末期、マリアナ基地から飛来 した279機のB29が30万発を超す焼夷弾を2時間半にわたり集中投下し た。木造家屋が密集した東京の下町は火の海になった。焼失面積は40平方㌔ に達し、死者は10万人以上とされる。この「東京大空襲」から3月10日で 75年を迎えた。
「事実」を伝えることが人々の安心に
「未曾有の災害に直面して国民が覚える不安感は、直面するリスクに関する正確な情 報が、必ずしも的確に伝達されていないことに起因することが少なくありません。たとえ深刻 な情報であっても——むしろ深刻な情報であればあるほど——正確に国民に伝えられるべきもので す。そうであればこそ、事態の深刻さを冷静に踏まえた適切な行動を求める呼びかけは、人々を動かす力となるものだと思います」