安倍晋三首相はなぜ辞任表明に追い込まれたのか。第一次内閣の時と同様に、森友、加計学園問題や桜を見る会、検事総長人事などが相次ぎ、新型コロナウイルス禍が追い打ちをかけた。晴れの舞台になるはずだった7月の東京五輪は吹っ飛び、コロナ対応を巡り批判が渦巻いた。全世帯に2枚ずつ配布する布マスクも「アベノマスク」と揶揄され、「エイプリルフールか」との声も出た。コロナ禍が持病の悪化をもたらし、展望もあるわけではなく、ついには政権を放り出したというところだろう。一説には海外で憶測されているが、安倍が辞めたのは健康よりも、トランプ米大統領から日米安保条約の廃棄を通告されたからだとの見方もあった。
「安倍首相辞任表明」批判と課題残し盤石の権勢潰える 後継総裁選びで論議 課題山積に対応できるのは
またも持病による任期途中での突然の辞任だった。7年8カ月の長期政権の末に辞任を表明した安倍晋三首相。連続在職日数の最長記録の更新を続け、一時は「安倍1強」と呼ばれる盤石の権勢を誇った。だが新型コロナウイルスの感染拡大に有効な対策をとれず、批判が噴出。経済、外交の金看板が色あせ、首相自身の体調をもむしばんでいった。
「米大統領選」民主党副大統領候補に初の黒人女性 4年後有力大統領候補に浮上の可能性も トランプ大統領は郵便投票の拡大阻止に躍起
11月3日に迫った米大統領選で政権奪還を目指す民主党は、オンラインで開催された党大会で大統領候補ジョー・バイデン前副大統領、副大統領候補にアジア系の黒人女性カマラ・ハリス上院議員を指名した。一方、共和党は、大統領候補にトランプ大統領を、副大統領候補にペンス副大統領をそれぞれ指名した。バイデン氏が勝利すれば、ハリス氏は黒人、アジア系、女性のいずれでも初の副大統領となる。白人男性が中枢を占める共和党トランプ大統領陣営に挑む。焦りを隠せないトランプ氏は、ハリス氏が昨年の討論会でバイデン氏を非難したことをとり上げるなど、人格攻撃に躍起となっている。
「東京パラリンピックまで1年」 東京スカイツリーがシンボルカラーにライトアップ 赤、青、緑の3色に

コロナ禍で延期となった東京パラリンピック開催まで8月24日で1年。東京スカイツリー(東京都墨田区)はパラリンピックのシンボルカラーの赤、青、緑の3色にライトアップされた。点灯に合わせ、地上350メートルの天望デッキには、「TOKYO2020+1」「東京2020オリンピックまで、あと1年!」の文字が表示された。ライトアップは30日まで。
コラム「政治なで斬り」「安倍首相、連続在任最長」 政治改革の「負の遺産」の鬼っ子 保守勢力の復活・温存もたらした小選挙区制の歪み

安倍晋三首相は24日、第2次内閣発足からの連続在職日数が2799日となり、歴代最長の大叔父の佐藤栄作元首相を抜いて単独1位の新記録を打ち立てた。首相の記録づくりとして政治史の一齣に刻印されるのだろうが、この長期政権のもとで一般国民に何が残るのだろうか。