具体的な政策でなく、ふわっとしたした首相の人気だけで日本の大切な行方を判断していいのかー。解散記者会見冒頭での首相の「高市早苗が内閣総理大臣でいいのか、主権者たる国民に決めてもらいたい」という言葉が有権者の心に突き刺さったようである。当初は「日本は議員内閣制で大統領制ではない」などと、SNSで一時批判の声も上がったこの言葉。高市氏のもくろみ通り「初の女性首相」であることと相まって爆発的な〃高市人気〃につながり、時が経つにつれ、有権者の総選挙での圧倒的な自民党への支持となったのではないか。こんな選挙でいいのか。大きな疑問だが、民意がそうならば仕方がない。
「トランプ氏は精神経分裂症」 共和党支持の有力コラムニストが批判 孤立深まり、信頼感、影響力の後退へ
デンマークの自治領グリーンランドを米国が領有する。反対しても軍事力を使ってでも実現する―。こう一方的に言い出して、反対するデンマークなど西欧8カ国に対して特別関税を課すると宣言していたトランプ米大統領。世界中が注視する中、トランプ氏はルッツNATO事務総長との会談で「グリーンランド領有」を取り下げた。トランプ氏は相変わらず、その後も同盟国に関税を課したり、暴言を投げつけたりして反辰を買っている。しかし、米欧メディアの関心は、不可侵・主権尊重という国際秩序の土台を破壊しようとしたトランプ氏に対する信頼感がどこまで揺らいで、その影響力がどう衰退するかに移っている。
コラム「番犬録」第19回 冒頭解散は無理筋の「大義なき自己都合解散」 側近だけで極秘に練られた解散戦略 高市政権が勝てば「国民のお墨付きを得た」と何をするか分からない怖さ 新党「中道改革連合」を対抗軸に 「独演会」許した記者会見 旧統一教会との関係や「政治とカネ」の問題に一切触れず 甘すぎるマスメディアの追及 権力監視の役割どこへ 「権力批判」の久米宏さん死す
衆院が1月23日解散した。27日、公示、投開票は2月8日。朝日新聞の直近の世論調査(1月17日~18日)で高市早苗首相によるこの時期の通常国会冒頭の解散・総選挙に対し、賛成は36%、反対は50%とその差が14ポイントも開いたにも関わらず、高市氏は衆院解散に踏み切った。解散総選挙に賛成は18~29歳で67%、70歳以上では20%とここにも「世代の分断」が見られた。内閣支持率は67%と相変わらずの高支持率を保つ。これに対して、立憲民主党と公明党が結成した新党「中道改革連合(略称『中道』)」に「期待する」はわずか28%で、「期待しない」は66%だった。
コラム「政治なで斬り」有権者の「厳粛な審判」軽んじた「高市解散」 予算案の年度内成立より総選挙優先 選挙する理由の説明不明確 内閣支持率の高いうちにという思惑透ける 物価高や国民生活注視せず民意無視した政権の都合 政治空白つくる暇あるのかいぶかる声 英独仏では首相の解散権を厳しく制限
総選挙は民意を聞く機会なので本来なら大歓迎だ。ただ政権担当者の都合次第でやられては、たまったものではない。2024年10月に石破茂前政権で衆院選挙、昨年は参院選挙があった。いまの議員はまだ1年3カ月しかたっていない。しかも高市早苗首相はメディアが10日に解散検討を報じてから20日に記者会見を開いている。一部野党の協力が確実視されていた予算案の年度内成立よりも、解散総選挙を優先させたのはなぜか。
【2026年 政治日程】 安倍晋三元首相銃撃事件で山上被告に判決(1月) 衆院解散(1月) 総選挙投開票(2月) 立憲民主党、国民民主党大会(2月) ミラノ・コルティナ冬季五輪(2月) ロシアのウクライナ侵攻から4年(2月) 自民党、 日本維新の会党大会(3月) 東日本大震災から15年(3月) 高市首相が初訪米(春、未定) トランプ米大統領訪中(4月) 防衛費増のための法人税・たばこ税増税(4月) 安保3文書骨子案策定(夏) 沖縄県知事任期満了(9月) 国政統一補選(10月) 米中間選挙(11月) 憲法公布80年(11月) APEC首脳会議(11月) G20首脳会議(12月) 安保3文書改定(年内)
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