米軍とイスラエル軍によるイランへの奇襲攻撃(2月28日)から始まった中東危機は、世界中を巻き込み続いている。イスラエルのネタニヤフ首相にそそのかされ、イランの体制転換の好機と完全に見誤ったトランプ米大統領は1カ月間延期した中国訪問を5月14、15日に再設定し、何とかそれまでに「勝利」を取り繕うのに狂奔している。イランが言うことを聞かなければ「石器時代に戻してやる」という乱暴な脅しの常套句まで飛び出した。
コラム「政治なで斬り」 「中道政治」の意義 有権者は中道への怒り通り越し拒否感 選挙の数合わせと見破った有権者 立党理念や日本社会の未来像、何を重点に取り組むかなど示されず 中道政治には権力の腐敗防止など三つの役割 政権交代の意味再吟味し再出発の好機を おごりゆがむ高市政権、慢心の与党
やっぱりというか予想通りというか、自民党は巨大与党になった途端に、高市早苗政権にもおごりやゆがみが出てきた。
コラム「番犬録」第23回 米・イスラエルのイラン攻撃、一刻も早い停戦を 授業中のイランの子どもたちを殺したのは誰だ 米国とイスラエルこそ「ならず者国家」では 媚びすぎの日米首脳会談 「ゴマすり作戦」でうまくいったのか 「大成功」と騒ぐが、その結果まだ分からず 高市首相が踏み込んだ発言の可能性も 憲法9条をたてに自衛隊派遣を断ったのか 改憲の必要性を説いたのでは 自衛隊が熊本で長射程ミサイルの発射機を抜き打ち搬入
3月20日(日本時間)の日米首脳会談で懸念されたのは、政府やメディアのスタンスと異なり、トランプ米大統領にホルムズ海峡への自衛隊派遣要請をされることなどではなかった。むしろ、高市早苗首相の方からこの問題で何か踏み込んだ発言をしてしまうことだった。政府やメディアは「大成功」と騒いでいるが、その結果はまだ分からない。
<米、イスラエルのイラン攻撃>佐世保配備の米強襲揚陸艦がペルシャ湾へ 原油積み出し基地占拠狙う? イランの革命防衛隊の「資金源」 戦争泥沼化の第一歩となる恐れ 高市首相はイラン非難しトランプ大統領称賛 米はホルムズ海峡の航行に日本の更なる貢献求める 日米首脳会談で艦船派遣の制約は伝達 奇襲攻撃を「真珠湾」に例え物議 イスラエル批判しトランプ政権幹部が辞任 MAGA派とトランプ氏との間に亀裂か
「最悪のタイミング」と懸念されていた高市早苗首相のワシントン訪問、トランプ米大統領との日米首脳会談(19日)が終わった。高市氏はトランプ氏を怒らせないことを至上目的に、迎合的な対応で何とか切り抜けたようだが、本当にこれで良かったのかどうか更に検証が必要だろう。
<米、イスラエルのイラン攻撃>主権無視の斬首作戦が世界を大きな危機に イランがホルムズ海峡の封鎖宣言し、エネルギー価格急騰 「国際法の範囲外」の介入と伊首相が米批判 ホルムズ海峡「封鎖」で米が5カ国に艦船派遣を要請 日米首脳会談で高市首相は追従か
米軍とイスラエル軍によるイランへの奇襲攻撃(2月28日)により最高指導者ハメネイ師=当時(86)=ら政権幹部が殺害されてから約3週間。ハメネイ政権が1月に激化した反体制派市民の抗議デモを弾圧し、多数を殺害した強権的体質は許されないものだが、国際法とイランの主権を完全に無視したこの「斬首作戦」は世界全体を大きな危機に陥れるものとして、厳しく非難されるべきだ。