コラム「番犬録」第5回 「石破氏降ろし」に加担したマスメディアの姿勢に国民の不信感募る 「誤報」の 読売、毎日両紙は組織ジャーナリズムとしての自覚があまりにも足りないのでは 自民党の参院選敗北の総括は〃右旋回〃の兆しに見える

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 今回は9月7日の石破茂首相の退陣表明が中心だ。7月20日の参院選投開票での自民党の敗北で石破氏が退陣するのは時間の問題だった。問題なのは、新聞を中心とした大手メディアの姿勢である。政治報道の中では、国政選挙で2連敗すれば、首相がその責任を取って退陣するのは当たり前と考えたのかも知れない。ところが、今回はその〃当たり前〃が世論調査で覆され、世論はどちらかと言えば「石破氏は辞める必要がない」が「辞めるべきだ」を上回った。多数を占めた野党が連立に向けて協議すらできない状況下で、「比較第1党」が政権を担っても世論の同意があれば、かまわないのではないか。多党化時代を迎えた日本の民主主義にとってこんな当たり前のことがなぜ、このような結論になってしまったのか。世界的には、欧州を見ても分かるように、国民の多様な考え方の広がりに伴い多党化はむしろ常識になってきている。

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✺神々の源流を歩く✺

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第57回  天手長男神社 天手長比売神社 物部布都神社

 神社は、壱岐の表玄関、郷ノ浦港の北東方向の森の中に、天手長比売(あまのたながお)神社址、天手長比売(あまのたながひめ)神社、物部布都(もののべのふつ)神社の三社が同じ境内に鎮座している。壱岐の国一之宮である。

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「番犬録」第4回  「読売新聞の誤報問題で考えた」 そろそろ捜査記事の〃前打ち〃はやめたらどうだ トップのガバナンスも問うべきだ いま「解散総選挙」をやったら参政党のさらなる躍進を許すだろう 関東大震災・朝鮮人虐殺の歴史的教訓 「差別は人を殺す」

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 年を取り、長い文章を書くのがおっくうになったので、メタ(旧フェイスブック)で発信している投稿を貯めて、多少の加筆や修正をを加えながらまとめた文章にする。この文章は共同通信有志のブログ「ウオッチドッグ21」に載せるのだから、「番犬録」と名付けて始めたコラム集。これまでに「面白い」と評価してくれる友人もいるし、「もっと吠えろ」と激励の声もある。ありがたいことである。メタの「いいね」はうれしいが、気を付けるようにしている。

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<戦後80年連載企画>「核廃絶への道を探る」「原爆投下から80年>第3回  歴史の方向を歪めたルーズベルト米大統領の死 恐怖の核時代招いた「権力の空白」と「怨念」 「思い込み」暴走とポツダム会談の真相隠し  

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 1人の死が歴史の方向を歪めたということでは、ルーズベルト米大統領(1932-1945年)はその最たるものではないかと思う。ルーズベルトは米国では3人の偉大な大統領の1人(ほかの2人はワシントンとリンカーン)。しかし、そうした偉大さによってではない。その死がトルーマン大統領(当時)と同大統領に強い影響力を行使したJ・バーンズ国務長官(同)の政権を生み、彼らが原爆を実戦で投下する過ちを犯し、人類滅亡につながる核の脅威におののく世界への道を開いたからである。

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コラム「番犬録」第3回 いまこそ「オールドメディア」の復権を あきれた週刊新潮のコラム 「差別」記事は排外主義につながる  読売新聞は石破首相の「退陣へ」報道を「誤報」と認めるべき なぜ8月15日は「終戦記念日」なのか 貧困にあえぐ「ひとり親の母子家庭」

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  週刊新潮のコラムの「差別」記事にはあきれた。日本国籍を取得している人を含めた韓国人への差別は根が深い。このようなことを書くのは、差別を許容し、あるいは面白がる一定の〃支持層〃がいるからだろう。売れるからと言って大手出版社がそのようなことを許容するのは恥ずかしいことだと思う。今一度、「差別報道」は排外主義につながることを確認したい。読売新聞による石破首相の「退陣へ」報道。号外まで打ったのだから、ここまできたら、間違いを認めたらどうなのか。日本の新聞発行部数が激減しているとはいえ、世界のトップクラスの部数を誇る新聞がなぜこのようなことをするのか。とても理解できない。

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