第23回 滋賀県 鏡神社(かがみじんじゃ)
天日槍ゆかりの鏡神社と信楽焼
草津市の東、蒲生郡竜王町は昔から交通の要所で、鏡宿という宿場町で栄えた。今は近くを名神高速道路が走る。鏡神社も天日槍命(あまのひぼこ)を祀る。
鏡神社の苔むした、いかにも古そうな石段を登り切ると、鳥居の横に由緒書の掲示版が出ている。「祭神天日槍、上古、新羅国の王子来朝して、此の地にて帰化し、其持ち来れる鏡を此の山に納めたれば鏡山と云う。多くの従者と共に当時文化を広めたり。又三韓式土器で我国最古の製陶術の祖である」ーとある。
草津の安羅(やすら)神社では天日槍は医術の祖となっていたが、ここでは陶器造りの祖になっている。医術も陶器作りも新羅から伝わったともいえる。