検察庁としては安倍晋三前首相に真っ向から真剣で「太刀打ち」するのは避け、「みねうち」程度で済ませようという折衷案を選んだようだ。安倍氏の後援会が「桜を見る会」前夜に主催した夕食会の補填問題。東京地検特捜部は、5日の国会閉幕後に政治資金規正法違反(不記載)の罪で、「安倍晋三後援会」の代表を務める公設第1秘書を略式起訴する方針を固めたとみられる。
「桜を見る会事件」 安倍前首相は本当に秘書の説明を鵜呑みにしたのか 検察は事情聴取で幕引きへ 国会や国民騙したことに謝罪し議員辞職を
「事実を知りながら嘘をついたとしても、秘書の説明を鵜呑みにして嘘をついたとしても。いずれにせよ議員失格」。11月25日の朝日新聞夕刊のひとくちコラム「素粒子」はこう書いた。全くその通りである。
コラム「政治なで斬り」「桜疑惑」の全容ほぼ明らかに 政治資金規正法違反で捜査する特捜部 安倍前首相の事情聴取が焦点に
安倍晋三前首相の地元事務所が「桜を見る会」前日の夕食会費用を負担していた疑惑の全容がほぼ明らかになってきた。政治資金規正法違反容疑にあたるホテル側への差額支払い分が時効(5年)にかからない分だけでも916万円に上る。ホテル側が、安倍事務所あてに作成した領収書の宛名は資金管理団体の「晋和会」だった。東京地検特捜部は政治資金規正法違反(不記載)容疑の適用を軸に捜査を進めているというが、これだけの関係証拠が出そろえば、穏便な対応で済ますわけにはいかないと思われる。安倍氏自身が補填に関与したのかどうか明らかになっておらず、本人への事情聴取も焦点となる。
✺神々の源流を歩く✺第14回 「気比神宮と角鹿神社」
渡来系神社と習慣の宝庫
朝、大阪駅で福井行の特急の発車ベルが鳴っているので飛び乗ったら、敦賀には止まらずに福井まで連れて行かれてしまった。ほどなく上りの列車があったので、それほど時間のロスにはならなかったが、相変わらずの慌て者である。
敦賀の地名になっている角鹿(つぬが)神社とはどういう神社なのか見たいところだった。はじめての敦賀は、晴れ渡っていて空が高い。敦賀駅を出て中心街の大通りもアーケードの続く歩道も広々としていて気持ちがいいが、人通りが少ないのが気になった。
「最新ニュースを古新聞で読み解く」閣議決定でGoTo開始は「感染拡大収束後」 原則に反した政策展開を基本文書が浮き彫りに
日々のニュースは、途中経過だったり断片的だったりするが、全体像に迫る方法の一つは、各テーマの過去の基本文書と比べて読むことだ。コロナ禍に対する政府の需要喚起策「GoToキャンペーン」についての基本文書は4月7日の閣議決定で、「新型コロナウイルス感染症拡大が収束した後」と明記している。菅義偉首相は11月21日、GoToの一時停止を表明したが、事業そのものは継続する方針だ。GoTo開始からの流れを基本文書のキーワード「収束後」に照らしてみると、政権が自らの決定に背いた形で政策を展開してきた姿が浮き彫りになる。以下、GoTo、学術会議任命拒否、拉致問題の3点について、基本文書を判断基準としてニュースを読み解く“古新聞の効能”について記したい。