柳宗悦の「朝鮮の友に贈る書」を読もう 新型コロナ対策で日韓対立 根底に相互を敬愛する心の欠落

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 新型コロナ感染症の対策は、日本政府が入国制限策を出すと、韓国政府がビザ(査証)の免除停止を発表するなど両国の関係悪化に拍車をかけた。「疫病撲滅」という一点で協力していく方向とは逆だ。この動きの根底には、お互いの国民・文化を敬愛する心の欠落があると言える。こうした今、隣国の文化を愛してやまなかった民芸運動の創始者・柳宗悦(1989-1961年)が100年前に書いた文章「朝鮮の友に贈る書」を読まれることをおすすめしたい。

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復興のシンボル「二つの辰」 横綱像と龍の松

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2011年3月11日、宮城県気仙沼市は巨大な津波に襲われ壊滅的な被害を受けた。だが湾最先端の「岩井崎」で約10トンある秀ノ山雷五郎の銅像はビクともせず残った。足元には「龍の松」も残った(Photo by Ken Shindo)

 東日本大震災震災から99年になる。岩手県気仙沼市は巨大な津波に襲われた。気仙沼湾の入り口で陸中海岸国立公園「岩井崎」の先端に江戸時代の第九代横綱、秀ノ山雷五郎の銅像が立つ。その足元には龍(辰)の形をした松がある。

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「緊急事態宣言」これで本当にいいのか 改めて考えてほしい

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 発生元の中国では少し沈静化しつつあるものの、イタリアでは感染者や死者の増加が止まらない。日本でも毎日、大幅ではないが、感染者は増え続けて おり、テレビの「感染者速報」が市民の恐怖をあおる。そのような中、3月1 1日、新型コロナウイルスを新型インフルエンザ等対策特別措置法に加える与党の改正案が衆院内閣委で審議入りし、共産を除く与野党の賛成多数で 可決された。13日の参院本会議で賛成多数で可決、成立した。

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「東日本大震災9年」常磐線が全線開通 双葉駅で聖火リレー

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双葉駅(手前)や雑草で覆われた線路も除染が終わり、JR常磐線は2020年3月14日に全線開通する。同月 26日、聖火はJヴィレッジを出発して大野駅から臨時列車で双葉駅に移動、駅前広場(中央)でトーチに点火、ランナーがリレーする。右上には福島第一原発が見える(Drone by Ken Shindo)

 政府は3月4日、東京電力福島第一原発事故に伴う福島県双葉町の全域に出ている避難指示を、駅周辺の帰還困難区域など一部で解除した。翌5日には大熊町の一部地域も避難指示を解除した。続いて10日には富岡町の夜ノ森駅周辺も一部解除された。これによりJR常磐線は3月14日に浪江~富岡間で運転を再開、仙台まで全線がつながったことになる。 双葉駅から国道6号線を渡り比較的線量が低い太平洋側の産業拠点に向かった。

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「東京大空襲」から何を学ぶのか 75年目に考える

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 1945年3月10日未明、アジア太平洋戦争末期、マリアナ基地から飛来 した279機のB29が30万発を超す焼夷弾を2時間半にわたり集中投下し た。木造家屋が密集した東京の下町は火の海になった。焼失面積は40平方㌔ に達し、死者は10万人以上とされる。この「東京大空襲」から3月10日で 75年を迎えた。

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