✺神々の源流を歩く✺第14回 「気比神宮と角鹿神社」

投稿者:

渡来系神社と習慣の宝庫

 朝、大阪駅で福井行の特急の発車ベルが鳴っているので飛び乗ったら、敦賀には止まらずに福井まで連れて行かれてしまった。ほどなく上りの列車があったので、それほど時間のロスにはならなかったが、相変わらずの慌て者である。
敦賀の地名になっている角鹿(つぬが)神社とはどういう神社なのか見たいところだった。はじめての敦賀は、晴れ渡っていて空が高い。敦賀駅を出て中心街の大通りもアーケードの続く歩道も広々としていて気持ちがいいが、人通りが少ないのが気になった。

続きを読む

「最新ニュースを古新聞で読み解く」閣議決定でGoTo開始は「感染拡大収束後」  原則に反した政策展開を基本文書が浮き彫りに

投稿者:

 日々のニュースは、途中経過だったり断片的だったりするが、全体像に迫る方法の一つは、各テーマの過去の基本文書と比べて読むことだ。コロナ禍に対する政府の需要喚起策「GoToキャンペーン」についての基本文書は4月7日の閣議決定で、「新型コロナウイルス感染症拡大が収束した後」と明記している。菅義偉首相は11月21日、GoToの一時停止を表明したが、事業そのものは継続する方針だ。GoTo開始からの流れを基本文書のキーワード「収束後」に照らしてみると、政権が自らの決定に背いた形で政策を展開してきた姿が浮き彫りになる。以下、GoTo、学術会議任命拒否、拉致問題の3点について、基本文書を判断基準としてニュースを読み解く“古新聞の効能”について記したい。

続きを読む

「米大統領選」トランプ氏譲歩、「政権移行」に応じる 「敗北」拒否は続行 選択肢狭まる

投稿者:

 米大統領選挙の敗北を受け入れず、勝利を確実にしている民主党バイデン前副大統領への政権移行に応じないという異常な「大統領クーデタ―」が始まって16日目の23日、トランプ大統領はついに政権移行の準備を容認するという大きな譲歩に追い込まれた。トランプ氏は接戦の末に敗北した6州の「不正選挙」は認めないという立場は変わらないとしている。だが、裁判闘争は次々に敗訴に終わっている。共和、民主両党からなる各州選挙実施の現場も選挙は適切に実施したと自負している。個別の不正票は別にして大量の「不正の証拠」はどこからも出てくることはなさそうだ。トランプ氏の選択肢はほとんどなくなってきた。

続きを読む

菅首相の「危機管理能力」に疑問符 肝いりGoToに固執 コロナで泥縄式対応 問われる首相の資質と真価

投稿者:


 11月に入り、新型コロナウイルス第3波により大幅に感染者が増加。11月9日には政府の感染症対策分科会が全国的な新規感染者の増加を受け、クラスター(感染者集団)対策や水際対策の強化を求める緊急提言をまとめ、医療の専門家らから「GoToキャンペーン」が元凶との指摘が出ていた。それにもかかわらず加藤勝信官房長官は10日、「感染防止対策を徹底して実施することで、感染リスクを低減できる」として、「GoTo元凶説」を強く否定。菅義偉首相も13日、「専門家も現時点で(GoTo見直しをするような)状況にはない」と慎重姿勢を取り続けた。政権の認識は、感染拡大の要因は会食などマスクを外すような行動であり、「人の移動ではない」というものだった。

続きを読む

コラム「政治なで斬り」「Go To」の運用見なし迫られる菅首相  コロナ禍で多くが苦境に陥る 旅行業者は公助、それ以外は自助の矛盾する政治理念 

投稿者:

 菅義偉首相は新型コロナウイルス対策の観光支援事業「Go To トラベル」の運用見直しを表明した。コロナ禍による感染が急拡大する中、経済再生を優先してきた首相は方針転換を迫られた格好だ、菅政治にはどこか人間的に大事なバランスが欠けているような感じがする。まだ問題は終わった訳ではないだろう。

続きを読む